日本内分泌学会

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教育・研究

めざす目標

最終更新日:2019年2月25日

 2017年度の学会員は8155人で女性は2535人です。女性会員の比率は全体では31.1%ですが、20歳代は49.3%、30歳代は47.2%で半数に達しています(表1)。日本内科学会及び内科系13学会中で、糖尿病学会に次いで女性会員が多い学会です。女性理事数は少なく、2016年度は日本内科学会を含めて5学会は0名で、消化器病学会と腎臓学会が2名で、内分泌学会を含む7学会が1名でした。今後、女性会員比率に見合う監事や理事を増やしたいと思います。


表1
 

 日本内分泌学会の医師会員の専門医取得率は男性40.6%、女性29.2%で、40歳未満では男性21.4%、女性17.9%、40歳以上では男性47.9%、女性41.0%です。専門医取得を支援する生涯教育講習会や参考書は用意されていますが、40歳未満の会員のニーズに答える対策が必要でしょう。
 学術総会での口頭とポスター発表者の割合はそれぞれ30.6%と33.0%で、学会員数相応に活動を支えています。一方で、座長18.6%、招聘講演者16.1%、シンポジスト13.3%が女性です。座長は2010年以前の平均6.0%からは増加しており、特に、第88回学術総会(2015年、大会長:慶応義塾大学 伊藤裕先生)は27.1%と高くなりました。座長やシンポジストを積極的に推薦し、女性会員を見える化することが、学会活動への男女共同参画の推進につながると考えられます。
 学会総会会場に設置するJES We Can Boothやメールで症例の相談など臨床、研究、専門医取得、家庭生活や育児、ハラスメントなどの相談を受け、適切な支援者を紹介します。

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