日本内分泌学会

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教育・研究

世話人紹介

最終更新日:2023年4月21日

世話人代表からのご挨拶

山本 雅昭
神戸大学大学院医学系研究科 糖尿病・内分泌内科学部門

 YECは2009年に橋本貢士初代世話人代表のもとに発足し、医・歯・薬・理・工・農学といった多種多様な分野から100名を超える中堅若手の内分泌学研究者が集う組織です。14年目を迎える本年はポストコロナへ向けて日本社会が大きく動き始める年でもあります。この3年間でCOVID-19のpandemicは人々の生活を一変させる、非常に大きなインパクトを残しました。social distanceのもとに人々は直接触れ合う機会を失いましたが、テクノロジーを駆使し新たなコミュニケーションの形を模索し進化させて社会活動を維持してきました。学会参加の様式も多様化し、海外の学会ですら自宅でライブ配信を視聴できる時代になり、これまで様々な事情で学会場に足を運ぶことが難しかった多くの人々への福音となった一方、私たちは学会場で直接交流することの素晴らしさも再認識しました。
 そのようなコロナ禍においてもYECは内分泌代謝学サマーセミナーや学術総会におけるYECシンポジウム、韓国内分泌学会とのジョイントシンポジウムなど変わらず魅力的な企画を発信し続けることができました。これはひとえに日本内分泌学会の理事会、中堅若手育成委員会をはじめ、関係者の皆様方のご支援の賜物と深謝申し上げる次第です。
 日本内分泌学会は2027年に創設100周年を迎えますが、学会のご支援を糧にYECは若さと多様性を武器として、これからも承前啓後に内分泌学の普遍的な魅力を次世代に伝え、その裾野を広げるという使命を果たすべく、さらに魅力あるコンテンツを提供し、学会の発展に貢献していく所存です。

令和5年4月

世話人紹介

山本 雅昭(神戸大学)

下垂体 SSTR5 は microRNA を介して HPA 軸を抑制する(2018年度 YIA)、下垂体疾患の病因・病態の解明(2022年度 研究奨励賞)
研究テーマ:間脳下垂体疾患におけるtranslational research 

 

稲葉 有香(金沢大学)

脂肪肝での肝再生障害における肝細胞死誘導メカニズムの解明(2016年度 YIA)
研究テーマ:過栄養による生活習慣病の発症メカニズム、及びその治療・予防法の解明

 

岩間 信太郎(名古屋大学)

自己免疫と炎症が関与する視床下部下垂体疾患の研究(2020年度 研究奨励賞)
研究テーマ:自己免疫性下垂体疾患の発症機構の解明と新規バイオマーカーの開発

 

森下 啓明(愛知医科大学)

小胞体ストレスは神経下垂体ホルモンの poly(A)鎖を短縮する(2012年度 YIA)
研究テーマ:内分泌細胞における小胞体ストレスと細胞生存

 

中村 俊文(慶應義塾大学)

遺伝子改変マウスを用いた血圧調節における腸管上皮MR機能の解析(2017年度 YIA)
研究テーマ:高血圧・腎障害などの病態におけるミネラルコルチコイド受容体機能の解明

 

萩原 大輔(名古屋大学)

バソプレシンニューロンはERファジーと選択的オートファジーにより細胞死に至る ー家族性中枢性尿崩症モデルマウスを用いた検討ー(2014年度 YIA)
研究テーマ:バソプレシンニューロンにおける小胞体ストレスと異常タンパク処理機構の解明、バソプレシン・オキシトシンニューロンを調節する新たな神経回路の探索

 

坂東 弘教 (神戸大学)

抗 PIT-1 抗体症候群の発症機序の解明 (2017年度 YIA)
研究テーマ:下垂体機能低下症を中心としたTranslational research


 

 

廣瀬 卓男(東北大学)

中枢における(プロ)レニン受容体の機能解析 (2015年度 YIA)、組織の発生と障害における(プロ)レニン受容体の機能解析 (2021年度 研究奨励賞)
研究テーマ:腎臓・高血圧と組織障害

 

 

これまでの世話人紹介

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