内分泌代謝科(脳神経外科)専門医 申請のご案内
2018年度より、学会認定である内分泌代謝科(脳神経外科)専門医認定審査が開始され、2022年度までは発足に伴う過渡的特別措置として、日本内分泌学会会員を対象に書類審査のみで専門医認定を行っておりましたが、認定教育施設(脳神経外科系)での研修開始から3年が経過しましたので、2024年度より書類審査に加えて筆記試験も開始することになりました。
申請書類請求
2024年6月3日(月)~8 月15 日(木)まで
申請書申込用紙に必要事項をご記入の上、返信用140円切手を同封して、郵送にてお申し込み下さい。申請時において本学会の会員であることを確認の上、1名につき1部を発送します。
申請書受付期間
2024年8月1日(木)~ 9月2日(月)必着
審査方法
書類審査および筆記試験
試験日
2025年2月16日(日)
試験会場
パシフィコ横浜 アネックスホール
(〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-1)
申請書(提出書類)一式の内容
- 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医認定申請書(兼会員歴証明書)
- 履歴書
- 医師免許証の写し
- 15症例以上(外来含む)の病歴と臨床経過要約
病歴と臨床経過要約(病歴要約)記載見本はMy Webログイン後、会員向けコンテンツ『専門医制度』メニューに掲載していますので、ご覧下さい。 - 症例一覧表
- 業績目録
- 同じ基幹診療科の日本内分泌学会評議員または指導医の推薦書
- 基幹学会専門医認定証の写し
- 教育施設研修修了証明書 兼 在職証明書
- 研修カリキュラム評価表
- 受験票(写真貼り付け)
- 審査料払込金受領証(写し; 審査料は30,000円)
- 研修施設が認定教育施設ではなく、その施設から「研修責任者届(脳神経外科申請用)」が提出されていない場合、研修責任者届(脳神経外科申請用)を同封すること。
※書類はホチキス留めをせずに提出して下さい。
申請書類のダウンロード
履歴書、病歴と臨床経過要約("病歴要約"と掲載)、症例一覧表、業績目録、推薦書、教育施設研修修了証明書 兼 在職証明書、研修カリキュラム評価表等は下記よりダウンロードして作成して下さい。
審査料
30,000円 (認定料は、筆記試験合格後、改めて事務局より請求いたします。)
問合せ先
〒600-8441 京都市下京区新町通四条下る四条町343番地1 タカクラビル6階
日本内分泌学会専門医認定部会事務局 担当:藤本、荻野
E-mail:senmoni@endo-society.or.jp
お問い合わせはメールにてお願いいたします。
内分泌代謝科(脳神経外科)専門医認定 募集要項
1.専門医認定申請者の資格
専門医の認定を申請する者は、次の各項の条件を全て満足するものであることを要します。
なお、2024年度~2028年度までは資格条件に関して経過措置を取ります。
- 申請時において、本学会の会員であること。
- 申請時において、脳神経外科専門医として認められている者。
- 脳神経外科専門医資格の研修期間を含めた研修期間を6年以上(初期研修含む)とし、そのうち申請時までに3年以上、日本内分泌学会認定教育施設(脳神経外科系)または、連続5年以上本学会の会員である内分泌代謝科(脳神経外科)専門医あるいは日本間脳下垂体腫瘍学会の連続10年以上の会員である内分泌代謝科(脳神経外科)専門医が在籍している施設において下垂体疾患の診療に従事している者。
(3年間の研修全て認定教育施設(脳神経外科系)以外の施設でも申請できるが、最低1年間は認定教育施設(脳神経外科系)で研修することが望ましい。) - 内分泌代謝疾患の臨床に関する学会発表、または論文発表が5編以上あり、少なくとも1編は筆頭者であること。
- 内分泌代謝疾患相当例※以上の入院及び外来の診療経験を有する者。
※内分泌代謝科専門医制度規則細則第6条参照
○研修について○
<原則>
・常勤・常在していること(1日7時間45分週4日以上の勤務であることを原則とする)。
・実際に診療に関わっていること。
○研修責任者届について○
研修施設が認定教育施設(脳神経外科系)でない場合、「1.専門医認定申請者の資格 3.にある内分泌代謝科(脳神経外科)専門医が、研修責任者届(脳神経外科申請用)を提出すること。
※「連続5年以上本学会の会員である内分泌代謝科(脳神経外科)専門医」とは、2019年度以前に本学会に入会された方が対象です。
2.申請書類の作成(提出書類)
①専門医認定申請書
②履歴書
③医師免許証の写し
④15症例以上(外来含む)の病歴と臨床経過要約(下記3.をご参照ください)
⑤症例一覧表 (上記④記載の症例について施設名、診療年月等を一覧表に示す)
※原則として手書きでの提出は不可とします。
⑥業績目録 (一覧と抄録や論文のコピー)
⑦脳神経外科系の日本内分泌学会評議員または指導医の推薦書
⑧脳神経外科専門医認定証の写し
⑨会員であることの証明書(事務局から送る申請書書式に含まれる)
⑩研修修了証明書 兼 在職証明書
⑪研修カリキュラム評価表
日本内分泌学会の研修カリキュラムはこちらをご参照ください。(申請用フォーマットとは別のものになります)
⑫審査料払込金受領証 (写し)
⑬研修施設が認定教育施設(脳神経外科系)ではなく、その施設から「研修責任者届(脳神経外科申請用)」が提出されていない場合、「研修責任者届(脳神経外科申請用)」を同封すること
3.15症例以上(外来含む)の病歴と臨床経過要約 ※原則として手書きでの提出は不可とします。
- 入院症例を中心として記載し、外来症例の場合、入院日・退院日欄は記入しない。
- 受け持ち期間が異なる場合は、複数の受験者が同一年度内に同一患者の症例を提出することも可能。
- 受け持ち医または主治医として診療に関わっている患者である。
- 各疾患群はできるだけ同一疾患に偏らないように、また多様な成因(機能性・非機能性)による疾患も入れる。
- 記載内容を証明する教育責任者に記名・押印をもらう(疑義がある場合には問い合わせることもある)。
過去に認定教育施設(脳神経外科系)であり、その認定期間内の症例を証明する担当者は「担当責任者」とする。
認定教育施設(脳神経外科系)以外の申請の場合は、その施設の「研修責任者」に記名・押印をもらう。記名押印を行った責任者は、申請書記載の症例について問い合わせがあった場合には、その質問内容について回答する。
現在の教育責任者および担当責任者名は、当学会My Web「会員向けコンテンツ」に掲載しています。 - 2年間の初期研修修了後の症例に限る。(ただし、原則、脳神経外科専門医申請時の症例は除く。)
病歴と臨床経過要約(病歴要約)記載見本はMy Webログイン後、会員向けコンテンツ『専門医制度』メニューに掲載していますので、ご覧ください。
脳神経外科においては、下記の疾患群と症例数が必要です。
機能性下垂体腫瘍 | 2例以上 |
非機能性下垂体腫瘍 | 2例以上 |
下垂体腫瘍以外の下垂体近傍腫瘍性・腫瘤性病変 | 2例以上 |
下垂体部炎症性・肉芽腫性疾患 | 1例以上 |
下垂体前葉機能低下症 | 1例以上 |
下垂体後葉機能異常症 | 1例以上 |
間脳下垂体疾患に合併する内分泌・代謝・電解質異常 | 1例以上 |
4.業績目録 (一覧と抄録や論文のコピー)
- 業績目録に記載される学術論文は、内分泌代謝科専門医制度規則細則第4条に規定しているように、レフェリーのある雑誌に発表された臨床に関するものであること。
- 学会発表は、日本医学会総会、または日本医学会の分科会として認められている学会の総会、或いは地方会(支部会)もしくは、それに相当する国内外の学会や国際学会での臨床に関する発表であること。
※学会発表は抄録(学会名・年・演題番号・演題名・発表者名記載のもの:自作不可)のコピーを、論文は第1ページ(Abstract・雑誌名・巻・頁・年記載のもの:自作不可)のコピーを添付して下さい。