学術刊行部会 理事 酒井 寿郎
東北大学大学院医学系研究科 分子代謝生理学分野
この度、小川佳宏代表理事の新体制のもと、学術刊行部会の理事を拝命いたしました東北大学の酒井寿郎です。創設100周年という記念すべき節目に学会運営に関わることができ、大変光栄に存じます。
私はこれまで、分子レベルでの脂質代謝やエピゲノム研究に取り組んでまいりましたが、基礎と臨床の垣根を越えて学術を育む本学会の「多様性」と「融合の力」を強く実感しております。刊行事業は、その知的成果を国内外へと発信し、次の世代へ継承する重要な役割を担っています。
今後は、益崎裕章部会長、大月道夫副部会長、菅波孝祥副部会長らとともに、学術誌のさらなる国際化と刊行活動の充実を推進するとともに、若手研究者が国際舞台で活躍できる環境づくりに力を尽くしてまいります。次の100年を見据え、日本内分泌学会が世界の研究・教育のハブとして発展する一助となれば幸いです。
会員の皆様には、引き続きご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。