学術刊行部会 幹事 篁 俊成
金沢大学医薬保健研究域 医学系 内分泌・代謝内科学
学術刊行部会および北陸支部長を担当しています。
私は、生命現象の謎を解き明かす内分泌学に魅せられて内分泌・代謝内科学を志し、内分泌学会に育てていただきました。多様な内分泌疾患の臨床を内分泌学会から学び続けています。学会での議論は研究にも役立っています。新しいホルモン用分子を探索し、臓器由来の液性因子を介した臓器連関を研究しています。還元ストレス分子セレノプロテインPに端を発し、近年はタンパク質のレドックス修飾がオルガネラ機能と細胞内情報伝達におよぼすインパクトに関心を持っています。
内分泌学会が扱う生命現象はますます広がりつつあります。学術刊行部会の仕事を通じて、多様な専門領域の研究者が学術交流し、共同研究等が促進される環境作りに、微力ながら尽力したく思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。