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教育育成部会(専門医) 部会長(筆頭理事) 理事 橋本 貢士

最終更新日:2025年10月14日NEW

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教育育成部会(専門医) 部会長(筆頭理事) 理事 橋本 貢士


獨協医科大学 埼玉医療センター 糖尿病内分泌・血液内科

 この度、小川佳宏代表理事から、筆頭理事(教育育成部会、専門医担当)を拝命いたしました。前回に引き続き専門医を担当させて頂きます。有馬寛前代表理事に2021年に幹事、2023年に筆頭理事としてご指名を頂きましたが、この間、日本専門医機構が策定した新内科サブスペシャルティ領域である「内分泌代謝・糖尿病内科領域」のカリキュラムおよび試験制度の整備に取り組みました。二つの学会の専門医制度を一つにするという難事業でしたが、内分泌学会および糖尿病学会の先生方そして両学会の事務局の皆様の多大なるご尽力のおかげで、2023年2月に第1回の「内分泌代謝・糖尿病内科専門医」試験を施行することができました。その後、4回の試験を経て現在までに551名の「新専門医」を輩出しています。一方で、未だ日本専門医機構はこれらの新専門医を認定することなく、内分泌学会と糖尿病学会の専門委員会で承認している状態が続いており、一日も早く「機構認定専門医」となるよう機構に働きかけています。旧制度の専門医資格をどのようにして新制度に移行し、その資格更新はどのようにするかなど解決すべき課題は山積しています。さらに内分泌学会には小児科、産科婦人科、泌尿器科そして脳神経外科の専門医制度もあり、これらの専門医資格は機構に移行せず学会認定となりますが、今後の在り方を論じていかなければなりません。

 私は小川代表理事や筆頭理事の先生方をはじめ、教育育成部会の理事、幹事の先生方のご指導を仰ぎながら、多くの若い医師たちが内分泌代謝学を志し、専門医であることに誇りをもてるように、さらに新専門医制度が、生涯にわたって広く内分泌代謝学を学ぶ教育機会となるようにしっかりと整備していきたいと思います。会員の皆様におかれましては、何卒ご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

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