教育育成部会(育成) 幹事 藤澤 泰子
浜松医科大学 小児科
このたび、代表理事 小川佳宏先生の新体制において教育育成(育成)担当の幹事を拝命いたしました。歴史ある日本内分泌学会が創設100周年という記念すべき年に役員として参加できることの喜びを感じております。微力ではございますが学会へ貢献できますよう尽力してまいります。
小児期から発症する内分泌疾患には遺伝的な背景をもつものが多く、私は浜松医科大学小児科学講座において、遺伝学的視点から病態の解明に取り組んでおります。また、DOHaD理論に基づく胎児期環境と内分泌代謝変動の関連解明をライフワークとし、新たな知見を得るべく日々研究を続けております。
幹事としての任期中は、内分泌学の道を歩み始めた若手の育成に力を注ぐとともに、多様な状況にある学び手のキャリア支援やワークライフバランスの推進にも取り組みたいと考えております。これまで本学会の諸先輩からいただいた素晴らしいご指導を後輩へとつなぎ、本学会のさらなる発展に寄与してまいる所存です。