日本内分泌学会

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役員挨拶

最終更新日:2019年5月15日

代表理事

代表理事からのご挨拶

赤水 尚史
和歌山県立医科大学 内科学第一講座

 

この度、伝統ある日本内分泌学会の代表理事に就任させていただきました。
学会員、評議員、理事・監事の皆様の温かい御支援・御鞭撻のほど心から感謝申し上げます。年号が令和に改まった時であり、新たな日本内分泌学会を是非とも築いて行きたいと意を新たにしています。理事会メンバー一同が一致団結して学会のために活動していく所存ですので、諸先輩を含めた学会員の皆様の御指導御支援のほど宜しくお願い申し上げます。

内分泌学は、医学・生理学の体系を形成する上で欠くことのできない確固たるシステムの一つです。その大きな特徴の一つに臓器特異的システムというよりは臓器横断的なシステムであり、生体の恒常性維持、小児の成長、種の継代、エネルギー代謝など生命・生物にとって必須の機能と密接に関わっています。従って、研究や臨床においても必須な分野であり、その発展に日本内分泌学会が寄与することは学問・科学技術の発展や人類の健康・繁栄に貢献する極めて重要かつ有意義なことと思います。実際、日本内分泌学会は1927年の創設以来、90年以上に渡ってそのような活動と貢献を続けてきました。その間、数多くの諸先輩が多大な世界的研究業績を挙げられ、内分泌代謝診療にも貢献されてこられたことは言うまでのないことです。学会員は8,400人を超え、分野は内科、小児科、産婦人科、脳神経外科、泌尿器科、内分泌外科、病理科、基礎医学など広汎かつ学際的です。私としては、このような輝かしい伝統を基に更なる学会の発展と革新を進めていきたいと思います。8年後には日本内分泌学会は創設100周年を迎えますが、中長期的視点を持って学会員の皆さんとともに進んで参りたいと思います。

具体的な抱負として以下を挙げたいと思います。
1. 100周年を念頭においた次世代リーダーの育成
2. 内分泌学に関する研究の活性化
3. 学会の国際化の推進
4. 内分泌代謝専門医不在地域の解消
5. 内分泌外科学・病理学との密接な連携

次世代リーダーの育成のために、筆頭理事には原則として(専門医関連を除いて)8年後まで活動していただける方を御指名させていただきました。ベテランの方には、副筆頭理事などとしてこれらの方を支えていただくようにお願いをしています。内分泌学研究の活性化のためには、学会員を増やすとともに基礎研究者が学会参加しやすい環境を整えていきたいと思います。国際化推進については、国際内分泌学会や諸外国の内分泌学会との交流を深めるとともに学術集会での英語セッションの増加や外国人の参加増を目指していきます。日本全域における内分泌代謝診療の普及については、専門医の地域や科における偏在が問題です。支部会組織の強化や再編成などを通じて解決していきたいと思います。最後に、内分泌外科学や病理学との密接な連携を深める必要があります。内分泌学会員に占める内分泌外科・病理の割合は2-3%に過ぎません。腫瘍学の重要性が内分泌学において近年非常に高まっていますが、今後は学会の推進力の一つになるようにして行きたいと思います。

それでは、会員全体で本学会を盛り上げて行きましょう。
最後に、皆様の益々の御活躍と御健勝をお祈り申し上げます。

(令和元年・2019年 5月10日)

 

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