2020年5月4日
日本内分泌学会 会員各位
第38回内分泌代謝サマーセミナー 会長 鯉淵 典之
日本内分泌学会 代表理事 赤水 尚史
第38回内分泌代謝学サマーセミナー 中止のお知らせ
COVID-19拡大の中、皆様におかれましては、診療に研究に大変ご苦労されていることと存じます。富士ホルモンカンファレンスから続く伝統ある内分泌代謝学サマーセミナーの会長を仰せつかってから、実行委員会の先生方と共に、これまでの大会に負けないよう、準備を進めて参りました。しかし、COVID-19拡大の中、皆様方の安全を考えると、開催は難しい、という決定に至りました。本会は合宿研修という形態のため、緊急事態宣言が解除されても、感染拡大の相当の改善が見込めない限り、感染リスク回避はできません。
本会のテーマである「環境と内分泌」のもと、皆様にテーマに沿った最新の研究成果をご紹介すると共に、研究交流の機会を設け、さらに群馬を楽しんでいただこうと様々な企画を準備致しました。また、実行委員の先生方のご尽力のお陰で大変充実したプログラムとなりました。しかし、感染が急速に広がったため演題・参加登録を控えておりましたが、改善傾向は未だ明確ではありません。そこで実行委員の先生方と協議の上、セミナー中止を決めました。断腸の想いではありますが、皆様方や会場を提供してくださったホテルスタッフの安全を考えますと、他に選択肢はないものと考えております。
このような事態でのセミナー中止が私共で最後になることを切望しております。また、第39回サマーセミナーが田中知明会長のもと、盛大に開催されることをご祈念いたします。皆様とは来年度の学会大会やサマーセミナーでお会いできることを楽しみにしております。まだまだ厳しい日々が続きます。健康に留意し、ご自愛くださるようお願い申し上げます。