日本内分泌学会

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教育育成部会(育成) 筆頭理事(部会長) 高橋 裕

最終更新日:2023年7月27日

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教育育成部会(育成) 筆頭理事(部会長) 高橋 裕

奈良県立医科大学 糖尿病・内分泌内科学講座

 この度、有馬代表理事の体制のもとで引き続き教育育成(育成)担当の筆頭理事を担当させて頂くことになりました。

 若い先生方に内分泌学の面白さ、楽しさをお伝えするとともに、明日の内分泌学を背負う次世代の医師を育成し社会のニーズに応えることは、学会の最も重要な使命の一つと考えております。メンバーの曽根正勝先生、井下尚子先生、鈴木敦詞先生、曽根博仁先生、束村博子先生、深見真紀先生、水野晴夫先生とともに人材育成に尽力して参ります。

 専門医機構において連動研修が可能なサブスペシャリティーとして糖尿病内分泌代謝専門医が発足しました。これまでにその内分泌代謝糖尿病専門医制度をサポートするためのガイドブックの編集長を担当、糖尿病学会と初めて共同で作成し2023年5月に無事出版することができました。今後の専門医制度のあり方を鑑みても糖尿病学会との緊密な連携はこれまで以上に重要です。また人材育成の観点からも教育育成部会(専門医)とも様々な連携をしながら進めていきたいと存じております。

 また若手育成のためのKO roundも7回と数を重ねて参りました。臨床医にとって症例発表は成長のための基本です。それにプレゼンのテクニック、メッセージのインパクトを加えて評価されるKO roundは、病態の本質を深く考える訓練になり日々のプレゼンにも活かせると思います。毎年素晴らしいプレゼンをされる若手医師の発表を楽しみにしております。また学会関連の賞になると研究をしやすい大学病院に偏りがちですが、この賞は市中病院の先生方に大いに活躍して頂きたいと考えております。

 そしてコロナ禍で学会のあり方も大きな変化を余儀なくされている一方で、オンデマンドで教育講演が視聴できることは逆にメリットであり、今後もウイズコロナ〜ポストコロナに適応した学会のあり方を模索しながら、生涯教育制度を継続・発展できるように尽力して参ります。

 本学会が、若手医師の成長を支え次世代を育て、学会員の生涯学習に役立つとともに、多様な社会のニーズに応え貢献できるよう、微力ではございますが尽力して参りますので、ご指導、ご支援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

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